妊娠中の食事について
妊娠期は今までの食生活を見直すチャンスです。現在妊娠中の方や産後のお母さんも以下のことを意識してみましょう。
食事の基本
食事の基本は、「主食、主菜、副菜、牛乳・乳製品、果物」です。毎回バランス良く食べるのは難しいと思いますので、まずは「主食・主菜・副菜」をそろえる食事を心がけてみましょう。
主食・・・エネルギーの元となる炭水化物(ごはん、パン、麺など)
主菜・・・筋肉など体を作る元となるたんぱく質(肉・魚・卵・大豆など)
副菜・・・体の調子を整えるビタミンやミネラル(野菜、いも、豆、海藻)
汁物から摂っても良いです。
妊娠中に特に摂りたい栄養素
鉄分・・・妊娠すると子宮や胎盤に多くの血液が必要になります。鉄が不足すると、貧血になり、赤ちゃんの発育にも悪影響を及ぼします。
◎鉄を多く含む食材
肉・魚介類:特に赤身の肉・魚、レバー、あさりなど
大豆製品:豆腐、豆乳、高野豆腐、納豆など
野菜類:小松菜、ほうれん草、切干大根など
ビタミンC、たんぱく質と一緒に摂ると、鉄の吸収率が高くなります。
葉酸・・・神経管閉鎖障害の発生を減らすためには、妊娠前から妊娠初期にかけての葉酸の摂取が重要です。
◎葉酸を多く含む食材
野菜類:ほうれん草、春菊、ブロッコリーなど
豆類:大豆、きなこ、小豆など
果物類:いちご、アボカド、マンゴーなど
カルシウム・・・カルシウムは赤ちゃんの骨や歯の生育のため多く必要となります。牛乳や乳製品、小魚、海藻、緑黄色野菜などを十分に取りましょう。
妊産婦のためのレシピ
お問い合わせ
保健福祉課 健康推進係
電話:01635-2-2040