むらのシンボル
むらのシンボル
むらの木
ナナカマドナナカマドは高さ3~15メートルの木で、むらの山間部をはじめ、市街地の公園や庭先でも目にすることができ、身近でなじみ深い木です。
初夏には、円錘花序に小さく白い花を咲かせ、秋には枝先にたくさんつけた真っ赤な実と赤く鮮やかに色染めた葉で、木々の紅葉の主役となり、私達の目を楽しませてくれます。
むらの花
コケモモコケモモは高さが5~20センチしかなく一見、草のように見えますがツツジ科の立派な常緑低木で、むらの湿地帯や砂礫地帯などの一部に自生しています。7月頃には、小さい釣鐘形で紅色がかった白色の可愛らしい花を佳麗に咲かせ、秋には丸く真っ赤に熟した甘酸っぱい実をつけます。
この果実は、むらの特産物「コケモモワイン」の原料となっています。
むらの魚
イトウイトウは、日本最大の淡水魚でむらの河川や沼に棲息しています。体長は大きくなると1メートル以上になり産卵しても死なず20年以上も生きるといわれています。
近年、自然環境の変化等により北海道のごく一部にしか棲息していないため環境庁レッドデータブックの絶滅危惧種となっています。
貴重なイトウを守るため、むらの商工会青年部が中心となり様々な取り組みも行われています。
むらのシンボルの生立ち
大正13年に猿払村が開村して80周年となる平成15年に、ふるさと「さるふつ」の新たなスタートを目指して、むらのシンボルと村民憲章の策定を行いました。策定に向けて村民から「策定審議委員」を公募し、16名の方が応募され策定の方法などの協議を行い、その中で村民から広く意見を聞いた上で決定することとなり、130名を超える村民の方々の意見が集まりました。村民の声を基に委員会にて審議のうえ決定し、村長へ報告され、平成15年10月17日に開かれた平成15年第6回猿払村議会臨時会にて承認を受け正式決定しました。
お問い合わせ
総務課 まちづくり係
電話:01635-2-3131