構造改革特別区域が認定されました!

オホーツク海さるふつ外国人研修生受入れ特別区域が認定へ

外国人研修生の受入れ機関(常勤職員数50人以下の事業者)
「3人」から「6人」へ

 本村では平成16年1月14日付けで、内閣総理大臣に申請しておりました構造改革特別区域計画が平成16年3月24日付けで認定され、内閣総理大臣から村長に認定書が交付されました。

構造改革特別区域(特区)とは?

 国が平成14年6月、構造改革の目玉のひとつとして打ち出し、特定分野の規制を地域限定で緩和することにより、地域経済の活性化を図るというものです。
 最大の特徴は、地方公共団体や民間の自発的な知恵と工夫をもとにしており、国が定めた制度やしくみの中で行なわれてきた従来の規制緩和と異なり、地方の特性を生かしたアイデアを尊重するという、新しいタイプの経済活性化戦略であり、構造改革をさらに加速させることが目的とされています。
 第一弾は、平成15年4月21日に全国で57件が認定され、猿払村は平成16年3月24日に第四弾、88件の中の一つとして認定されました。

これまでの背景

 本村は、ほたて漁獲量は、年間4万トン~5万トンであり、質・量ともに全国一を目指し、加工技術の研究を図りながら新たな技術も導入するなど、世界的にみても高い水準の水産技術に達していることから、外国人研修生を受け入れて、本村の高い技術・技能・知識を習得し、それを派遣国でいかされるものです。
 このことが、国際経済への貢献につながるものとなります。

構造改革特別区域計画の意義

 この計画は、外国人研修生の受入れ枠が広がることによって、猿払村の主要な産業である水産加工業において、外国人研修生が高い技術や技能、そして知識を習得し、これらを研修派遣国で生かされることで、国際経済への貢献の実現を進め、わが国としては、研修生受入れ企業が新たに国際的な事業展開を目指すなど、積極的な国際交流の促進を通じた地域経済の活性化を図るための計画となっています。

構造改革特別区域計画の目標

 この特別区においては、国際的な人材育成及び経済交流を促進する上から、外国人研修生の受入れ枠が増えることで、水産加工技術の研究が図られるとともに、相互の地域活性化や国際的な交流がこれまで以上に促進されることを目標としています。 

事業により実現される行為 

 研修生の受入れ機関の常勤職員総数が50人以下の事業者(特定事業者)は、受け入れられる研修生が「3人」から「6人」になります。
 平成22年度は、110名の外国人研修生を受け入れております。
 なお、現在の特定事業者は、村内の水産加工業者4者となっております。

特区のポイント

 外国人研修生の受け入れ数の増加により、国際的な人材育成の促進と地域の国際交流事業に対する取り組みや支援施策の充実が進むことから、地域における国際貢献の促進を図ります。

効果としては

◆中国人を中心とするアジア地域との経済上の国際取引の活性化。
◆日中食文化の交流及び国際友好関係の強化。
◆水産加工技術の発展。

お問い合わせ

総務課 まちづくり係
電話:01635-2-3131

その他

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