農業
本村の農業は、明治30年の北海道国有未開地処分法による大農牧場によって幕が開けられ、その後戦前の入植者により開墾への鍬入れがされました。戦後の山形県からの集団入植は村の農業を語る上で、欠くことのできない今日の酪農業の礎であります。農業形態は昭和31年天北集約酪農地域の指定を契機として、酪農経営への転換を図り、更に昭和38年従来からの混同農業から安定した酪農専業の道を選択し、漁業と並んで村の2大基幹産業としての酪農業の地位が確立されました。
村内の広大な農地のほとんどが牧草畑で、村営牧場を中心とする酪農専業地帯が広がっています。


また、魅力ある農村環境づくりに向け、クリーンな牛舎や生産設備の整備など生活・生産環境を改善し、自然と調和した酪農を目指し、村民や観光客にも親しんでもらえるような統一的な農村イメージを喚起させる景観の整備も図っています。


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産業課 水産農林係
電話:01635-2-3134