子宮頸がん予防ワクチン定期接種について
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)定期接種の積極的接種勧奨を再開します
子宮頸がんとは女性の子宮頚部にできるがんのことで、子宮頸がんの発生にはヒトパピローマウイルス(HPV)と呼ばれるウイルスが関わっています。HPVは一般に性行為を介して感染し、HPVが長期にわたり感染することでがんになると考えられています。
子宮頸がんは早期に発見されれば、治療により比較的治癒しやすいがんとされていますが、子宮の摘出が必要な場合もあります。そのため、ワクチンを接種することでHPVの感染を予防することが大切です。また、定期的に子宮頸がん検診を受診することでがんの早期発見・早期治療につなげることができます。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)は平成25年4月から定期予防接種となったものの、副反応等の報告により同年6月以降、積極的接種勧奨の差し控えの措置となっていました。しかし、厚生労働省の会議にて最新の知見を踏まえ、HPVワクチン接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められ、令和3年11月から積極的接種勧奨が再開されました。
HPVワクチンリーフレット
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