2016年3月24日

猿払村ブランドを確たるものへ

猿払村漁業協同組合ほたて総合加工場・猿払村漁船上架施設の竣工式が新加工場で開催されました。祝詞や玉串奉てんなどに続き、安田順一組合長が「北海道、猿払村の基幹産業の一員として地域発展に寄与すべく努力し、安全で安心な加工生産の供給で猿払村ブランドを確たるものとする。」とあいさつしました。また引続き、稚内市内のホテルで祝賀会が行われ、上架施設と加工場の建設に関わった各事業所に感謝状を贈呈しました。
ほたて総合加工場は、漁業協同組合が北海道の水産業振興構造改善事業（水産物流通機能強化事業）を活用し、建設しました。（総工費21億5,200万円）この総合加工場は、ほたて加工と加工排水処理が一体的に行うことができ、ほたて加工処理施設は鉄骨造り１部２階建て、延べ床面積約6,100㎡、水産廃棄物処理施設は鉄筋コンクリート造り２階建て、延べ面積約800㎡です。旧加工場は、昭和48年に建設されてから40年以上が経過し、老朽化が進んだことから、新たな加工場を建設することとなりました。
漁船上架施設は村が、平成25～27年度にわたり、国の水産基盤整備事業補助を活用し、更新しました。（総工費3億9,850万円）旧クレーンは、昭和56年の設置から30年が経過しており、老朽化や漁船の大型化に伴い、作業の安全と効率化の向上を目的に更新しました。昨年11月に完成し、すでに上下架で2回使用しており、宗谷管内では唯一のクレーン式です。